文京区への申し入れ

2001年4月17日

文京区教育委員会 御中

文京区立指ヶ谷小学校児童転落事故を調査する会事務局長 弁護士 安田耕治
文京区立指ヶ谷小学校児童転落事故に関しての申し入れ
 文京区立指ヶ谷小学校児童転落事故を調査する会(以下「転落事故を調査する会」といいます。)は、1999年6月22目、東京都文京区立指ヶ谷小学校において発生した小学校6年生の女子児童転落事故(以下「本件事故」といいます。)の調査結果を、「文京区立指ヶ谷小学校児童転落事故調査報告書」(以下「本報告書」といいます。)にまとめました。
 転落事故を調査する会は、二度とこのような痛ましい学校事故を繰り返さないための教訓を見つけ、子供が安全に学べる場としての学校づくりを実現したいと考えます。そのために、貴教育委員会に対して、本報告書を読んでいただき、学校事故の再発防止に向けての具体的対策を早急に措って頂くべく、下記の点について、ご検討されたうえ、来る5月末目を目途に文書による回答を頂けますよう、申し入れます。
                         記
1 本報告書を読まれる前の段階での、貴委員会における本件事故に関しての真相及び原因についての認識はいかなるものだったのでしょうか。また、その認識に至った調査状況はいかなるものだったのでしょうか。
2 本件事故後、文京区立指ヶ谷小学校に対して、本件事故の真相及び原因調査並びに再発防止策に関し、何らかの具体的な指導は行われたのでしょうか。指導したとすれば、その内容はどのようなものでしょうか。指導していないとすれば、何故、指導しなかったのでしょうか。
3 本件事故後、再発防止のために、貴委員会がとられた具体的防止策はどのようなものだったでしょうか。
4 本報告書を読んで検討していただいたうえで、本件事故に関する真相及び発生原因についての認識状況等に変化があったのでしょうか。変化があったとすれば、どのように変化したのでしょうか。
5 本報告書の中で指摘させていただいた事故再発防止についての3つの提言について、どのように考えられますでしょうか。
 とりわけ、建築士や教師、保護者等、そしてなによりも、子ども自身の参加による学校施設、設備の定期的安全点検体制の確立を図ることに関し、早急に関係機関と協議されたうえ、具体的措置をとられるよう、強く申し入れさせていただきます。
以上